オーランドの気候とは

フロリダ中央部の気候は地理学的に「熱帯性雨林気候」に属します。年間を通して温暖な気候に恵まれておりますが、反面、夏の猛暑は日本の夏の比較ではありません。夏が本格化する5~9月は連日摂氏35度(95F)に迫る猛暑が続きます。加えて、赤道に近いフロリダ半島の陽射しは大変厳しく、体感温度は、その時の気温と比較し、相当高目に感じられます。

強烈な日差しこの夏の猛暑を一時的にでもクール・ダウンさせてくれるのが、フロリダの夏の風物詩であるスコール(夕刻の雷雨)です。 真夏のフロリダを毎日のように襲うこの午後の雷雨は、バケツをひっくり返したような迫力の豪雨です。この降雨量が長く続けば洪水にでもなりかねない凄さですが、実際には、日々の雷雨は、通常数十分から小1時間であがります。この後、再び真夏の強烈な陽射しが顔を覗かせ、雷雨とともに低下した気温も、すぐに再上昇を始めます。
 
大半の屋内施設や通勤バスなどの公共交通機関では、1年中エアコンが稼動しています。この為、室内外の気温差が著しくなりがちで、体調管理には細心の留意が必要です。 エアコンの苦手な方は、夏場でも薄手のカーディガンなどが携帯必需品となります。

熱帯の花冬場(12~2月)も温暖な気候が続きますが、朝夕の気温は摂氏15度前後まで下がりますので、ハワイやグアムのような「常夏」のイメージとは、やや異なります。更に、冬の間に数回程度ですが、寒冷前線の南下により氷点下に近づく事があります。 短期間とは言え、東京の12~1月程度の寒気まで冷え込む日もありますので、軽度の冬支度は必要かもしれません。また、冬場は昼夜の気温格差も増大します。日差しの注ぐ日中は汗ばむほどの陽気でも、日没後は海流の影響で冷たい空気が流れ込み、あっと言う間に摂氏10度以下に冷え込む事があります。冬場も体調管理には充分な配慮が必要です。また、6月~11月はフロリダ周辺をハリケーンが通過します。日本の台風と比べて大変勢いもあり、注意が必要となります。

交通---自動車社会の典型版

米国は世界でも1、2位を争う自動車社会と認識されておりますが、その中でも、フロリダ中央部の各企業・家庭における「自家用車依存度」は高く、ほぼ100%に迫る数値です。まさに自動車社会の典型的都市であると言えるかもしれません。
 
オーランド市近辺における公共交通機関は、残念ながら極めて限定されております。リンクスと呼ばれる路線バスが運営されておりますが、その路線・本数ともに極めて限られています。オーランドで生活上では公共交通機関を使用しての移動は限られてしまいます。
 
では、このオーランド市にて活躍する米国三越CR社員の皆さんは、多忙な日常生活の移動手段を如何なる方法で確保しているのでしょうか?

ディズニープログラム専用・シャトルバス

社員寮(ディズニープログラム指定アパート施設)を基点とし、勤務地(エプコット®)や市内拠点を目的地とした定期巡回無料バスシステムが完備されています。通勤、買物、日帰りリクリエーションなどは、このシャトルバス・システムを利用すれば、廉価かつ安全です。

シャトルバス乗り込み風景 エプコット®への日々の通勤も、CR契約社員のほぼ全員がこのシャトルバスを利用しています。アパートの管理事務所前が停留所となっており、日中は20分間隔程度で運行されております。エプコット®までの所要時間は片道15~20分程度です。近隣のスーパーやウォルマート、市内のモールや銀行、ディズニー・ワールド®・リゾート内のパークやホテルなどへも、この無料シャトルバスが運行されております。目的地により、路線が煩雑になる事もありますので、アパートの管理事務所で運行時刻表を入手し、事前の確認が必要となります。

レンタカー

フロリダ州・運転免許証とクレジットカードを所有していれば、比較的簡単な手続きでレンタカーを手配する事が可能です。車種・時期にもよりますが、小型車24時間賃貸の場合「車輌50㌦程度+保険20㌦程度」が目安です。年齢21未満の方は極端に割高となりますので注意が必要です。リゾート都市であるオーランド市近辺では、いたるところにレンタカーの賃貸営業所が軒を連ねております。三越CR契約社員の間でも、休日・小休暇などを利用したフロリダ州内ドライブ旅行など、レンタカーを利用するケースが少なくないようです。

自家用車購入

新車は、小型基本車が12,000㌦程度から購入可能です。 日本と同様、上限はキリがありません。中古車は、程度・年式にもより様々ですが、最低でも数千㌦は投資した方が無難なようです。 フロリダ州は車検制度がない為、中古車購入の際は車輛状態を見極める目利きが必要です。 眼力のある知人、信用のおける整備士などに確認して頂き、納得をしてから購入する必要があります。購入に際しては、車輛価格に加え「売上税(6.5%~7.0%)+車輌登録料(約300ドル)+車輛保険(600~1000ドル/半年が目安)」などの諸経費が必要となります。 いずれにしましても、比較的高額な投資となる上、CRプログラム参加者は帰国前の売却・処分を考慮しなければなりませんので、慎重な対応が必要です。
 
「レンタカー手配/新車購入/中古車購入」いずれのケースにおいても、私的交通手段の手配/購入は、個々の自己責任による私的行為です。 事前/事後を問わず、米国三越は一切の責務に関与いたしませんので、社会人としての責任の下各自でご対応ください。

運転免許証

米国社会での日常生活においては「政府・官公機関発行の写真付き身分証名証」の提示を求められる場面が頻繁に発生します。短期間の米国滞在の場合、日本国発行のパスポートを身分証明証として使用する方法が一般的ですが、CRプログラム参加者は長期の米国滞在となりますので、毎日パスポートを携帯するのも煩雑な上に紛失の心配が常につきまといます。早い時期に米国内行政府発行の身分証明証を手配した方が、何かと便利で安心です。
 
写真付き身分証明証の代表的な存在が、各州発行の運転免許証・身分証明証です。フロリダ州・運転免許証は4時間の安全運転教習を受講した後「視力・聴力検査、学科試験(道路交通法、標識標示関連)、運転実技試験」を受験し、合格する必要があります。フロリダ州・免許証の発行手続き費用は、48㌦(2016年5月現在 再試験費用/送料・手数料/税等別)となっており、運転資格の認可されない身分証明証は25㌦(2016年5月現在)の手数料を支払えば誰でも簡単に入手可能です。
 
日本国発行の国際免許証の所持者は「4時間の安全運転教育受講義務」が免除されます(米国入国後30日以内)が、「視力・聴力検査、学科試験(道路交通法、標識標示関連)、運転実技試験」の受験を回避する術はありません。しかしながら、日本国内にて運転免許証を得る時間と投資を考えると、極めて簡略な手続きで運転許可が得られる事実は間違いありません。米国自動車社会を支える、社会と先人の知恵なのかもしれません。

治安――米国内有数の「優良治安地区」

世界的リゾート都市として知られるオーランド市は、フロリダ州政府からの手厚い支援のもと、長年に渡る治安整備が継続的に施されてきました。この結果、ウォルト・ディズニー・ワールド®・リゾートを中心とするオーランド市近辺は、米国でも有数の「優良治安地区」として認識されております。

宿泊施設の専属警備員ディズニープログラム指定アパート施設では専属警備員が24時間体制で施設・訪問者を監視しており、アパート敷地内にて常識的な生活を維持している限り、治安レベルは日本の生活と大差がありません。日本において報道対象となる機会の多い「米国・銃社会」の定義も、ウォルト・ディズニー・ワールド®・リゾート近辺に限っては全く該当しないと言っても過言ではありません。麻薬に関しても「フロリダ州全域が麻薬社会」といった論調の報道をよく見聞しますが、これもマイアミ周辺のごく一部の社会現象が誇張されて報道された結果のようです。
 
しかしながら、銃にしても麻薬にしても、あるところにはあるものです。 責任ある社会人として、個人レベルでの最良の治安維持は「危険と思われるTPOから、自らを遮断する」事にあります。「危険な時間に出歩かない、危険な場所に出向かない、危険なモノに興味を示さない」、これが自己責任・危機管理の極意です。

食事---共同自炊生活

CRプログラム参加者の米国での食生活は「自炊」が基本です。プログラム専用アパート施設内部には、カフェテリアなどの外食施設はありませんが、アパート内の各居住部屋には「厨房施設・設備・備品・用度品」が完備されています。

自炊生活

アパート内の各居住部屋では、共同生活を送るルームメイトも、それぞれの自慢料理に腕を奮います。どの文化においても、食生活が文化の最重要要素のひとつである事実は共通しており、CRプログラムにおける自炊生活は、コミュニケーションの方法のひとつと言えるかも知れません。

宿泊施設ダイニング 食材は、近辺のコンビニやスーパーで調達可能です。無料定期巡回バスを利用して、20分程離れたウォルマート・スーパーストアまで足を伸ばせば、食材の選択肢はぐっと増え、更に厨房用品、家庭用品も揃います。日本食材調達も、市内数ヵ所の専門店にて可能です。

三越社員・昼食補助制度

米国三越は、日本館における生産性の向上と社員福利厚生の観点から、「三越社員・昼食補助制度を制定しております。

休憩室福利厚生の一環として1つは「白い御飯、ソーダ各種、コーヒー各種、お茶」など。社員休憩室でのセルフ・サービスが基本となりますが、御飯は大型炊飯保温機が設置され、三越で働く社員の皆様に提供をしています。フリカケ、漬物、缶詰などを持参すれば、軽食としては充分です。 そして、ChristmasやThanks Givingなどアメリカのイベントの日にはスナックを提供したり、毎月の売上達成の際にも軽食を提供する予定です。

バーベキューもう一つは、日本館内ファストフードにて販売する食材を使用した料理を、2.00㌦にて購入が可能となります。また、毎月15日は「三越ハッピーミール」に指定されており会社より全社員を対象に、簡単な昼食セットを振舞わせて頂いております。

Break roomについて

日本館で働くCR契約社員には、ブレイクルームが用意されています。壁際には300個のロッカーが設置されており、一人ひとつずつ使用することができます。ブレイクルームは仕事の前や後の交流の場としても機能され、毎日CR契約社員の賑やかな会話で埋め尽くされています。

2014年秋期CRプログラム参加者 NATSUMIさん

2014年秋期CRプログラム参加者 NATSUMIさん

CR契約社員にインタビュー:「ブレイクルームは憩いの場」

単身でフロリダに来て、いろいろなことがわからなかったり。でも、ここ(ブレイクルーム)での情報交換でいっぱい助けられましたね。仕事の時は、“日本代表”として接客に没頭していますが、ここではいつもリラックス。先輩にオンステージの相談からプライベートな相談まで乗っていただいたり、いっしょに到着した同期とも、わいわいやります。同期とは週何回か、同期会をやっています。ブレイクルームは、ひと言でいうと「憩いの場」ですね。
 
コーヒーもジュースも飲み放題。さらに、ジャーで保温されているご飯が食べ放題。11時半から夕方まで、なくなったら常に足されるので助かっています。おかずだけ持ってくれば、いいわけですから。もちろん、おかずを温めるレンジもあります。大きな冷蔵庫も複数あるので、ヨーグルトやゼリーなどのデザートも買って来られます。アメリカン・アドベンチャーでサラダやサンドウィッチを買ってきて、冷蔵庫に入れておき、仕事のあとに食べることもありますね。
 
共有情報が表示されるディスプレーや自分のシフトが確認できるパソコンもあります。ブレイクルームは、情報の共有や一人ひとりのメンタルを支える日本館の大事なバックステージだと思います。

自分のシフトも確認できるパソコンがあります。大きな冷蔵庫も複数あります。コーヒーもジュースも飲み放題です。

衣類---オンとオフ、メリハリつけて

温暖な気候に恵まれたフロリダでは、旅行ゲストはもとより、極めてカジュアルな軽装にて日々を過ごします。三越CRプログラム参加者も「日本代表を演出する際の厳格な三越ルック」と「プライベート・タイムのカジュアル・スタイル」のオンとオフをメリハリつけて過ごしています。

日本館勤務中の服装

米国三越より職種別制服が無償貸与されます。 制服の維持管理(洗濯)は「ディズニー社・被服管理部へ委託(=経費会社負担)」「自宅(=アパート)にて自己経費負担で実施」の2者択一となります。 いずれの場合も、社会人として責任ある管理を行い、日本館出勤時には、三越ルック規定にて定める細かな着用基準を遵守した形で着用する事が義務付けられております。

服装チェック 制服着用時は、制服以外にも「頭髪、化粧、装飾品、腕時計、爪、靴下、靴」など、詳細に渡る細かな規定が定められております。日本代表として「真心のおもてなし」を演出する日本館接客社員にとって、制服は「ステージ衣装」ですので、当然、厳しい規則を遵守しなければなりません。 既述の通り、三越ルック遵守は、毎朝の社員朝礼で個別に確認を行います。万一規定に違反している場合は、その社員の日本館での接客業務着任は認められません。更に、複数回に渡る三越ルック遵守違反が報告された場合、米国三越社則に基づき「懲戒減点」の対象となる事もあります。

社員研修参加時の服装

米国三越入社直後から、入社集中研修が続きます。制服が支給されるまでは社会人としての身だしなみを整えて頂いた上で、ビジネススタイルの服装にて研修を受講して頂きます。また、入社集中教育終了後も、三越アカデミーによる社会人研修が断続的に召集され、特に任意参加のセミナーではやはり「業務研修スタイル」の私服着用が原則となります。
 
「業務研修スタイル」とは下記の通りです。
 
<業務研修スタイル>
男性「ビジネススーツ」
女性「ビジネススーツ・ドレス」
靴は黒系統の革靴がスタンダードです。スーツ・ドレスにマッチする場合は他の色でも構いませんが、シンプルな靴が前提です。
 
業務研修への参加は、その大半が業務扱いとなり、当然、給与支払いの対象となります。社会人としての知識を高める厳粛な自己投資の機会への参加となる訳ですので「会社、講師、参加者、自分」への敬意を服装にて表現する必要があります。これが、米国三越に社籍をおく社会人が共有する最低限の社会人マナーです。

通勤時の服装

本人の任意選択により「会社から貸与された制服を、自宅にて着用し出勤」「私服にて出勤し、エプコット®社員更衣室にて制服着用」の2者択一となります。 日替わりで、選択を変更しても、全く構いません。私服出勤の場合は、服装は全く自由です。

プライベート・タイムの服装

社員寮での生活時間帯など、勤務時間外のプライベート・タイムにおける服装は、三越所属の社会人としてその社会的評価を著しく損なうような事態がない限り、会社としての遵守規定は特にありません。

生活費について

スーパーの売り場三越CRプログラムへの将来的参加を視野に、米国での経済的生活設計を御思案の皆様への参考資料として、18年度の平均的な見込み所得を過去のデータをベースに算出し、あくまでも目安としてではございますが、御紹介させて頂きます。
 
下記のデータは週40時間を働いた場合の週所得目安です。
給与天引き額の詳細とその後の手取り目安金額の情報を提供させていただきます。

<週所得目安>

  時給所得 ティップ所得
週40時間勤務の場合 $350.00 $510.00

<給料より天引きになる金額>

  時給所得 ティップ所得
週所得税 $35.00 $51.00
Disney Housing 寮費
(部屋のタイプにより異なる)
※Disney社により改訂の可能性あり
$123.00 - $152.00 $123.00 - $152.00
海外旅行保険料 $12.00 $12.00

天引き後の振込み金額

  時給所得 ティップ所得
週手取り目安
Disney Housing寮用により変動あり
$153.00-$182.00 $299.00 - $330.00