熱い想い持った方に参加してほしい

皆様、はじめまして。 私、三越伊勢丹ヒューマン・ソリューションズ(IMH)にて米国三越・CRプログラム契約社員の採用を担当させて頂いております小坂久実と申します。 2010年12月にIMHに入社し、以来、採用業務を担当させて頂いておりますが、実は私も2009年秋期に渡米し、13ヵ月間「日本代表」を務めたCRプログラム卒業生の一人です。

熱い想い持った方に参加してほしい 私にとってCRプログラムは、人生を大きく変えた貴重な体験であり、だからこそ、「より多くの方にこのプログラムを知って、参加して頂きたい」という強い願いがありました。
 
ひと言では語り切れないほど毎日が新鮮であり、貴重であった13ヵ月。 世界中のゲストや世界40カ国以上から集う他国のプログラム参加者たちの国境を超えたバック・グラウンドに触れる刺激的な毎日…。
 
今、卒業生の一人として、そして米国三越の採用担当として、強く希望する事は「CRプログラムには熱い想いを持った方に参加して頂きたい」という事です。現状の環境を変えたいという動機ではなく、前向きな自分の目標と人生のビジョンを持っている方。そして、日本文化に誇りを持ち、世界中の方々にそれを伝えたいと思っている方。 そういう方にとってCRプログラムは大きな存在となります。

頭で理解するのではなく、肌で感じること

CRプログラムを卒業された多くの方が現在、国際舞台の第一線で活躍されています。そこには多くの理由が考えられますが、実際に体験した私の実感として、その最大の理由は「日本代表」の重さにあると思います。

頭で理解するのではなく、肌で感じること ゲストの中には何年間もお金を貯めて、生まれて初めてディズニー・ワールドを訪れる方もいらっしゃいます。そのようなゲストにとっては、「初めて出会う日本人が私」という場合も少なくありませんでした。また国際プログラム専用アパートに戻れば、ルームメイトをはじめ共同生活を送る各国のプログラム参加者が私を待っています。私が共同生活を送ったのは、メキシコ、ノルウェー、フランス、ドイツ、イタリア、タイ、中国、イングランドのプログラム参加者です。国際共同生活において、それぞれの国の習慣や価値観の違いが日常の中に凝縮されており、彼女たちからみれば、私が「日本人」そのものになるのです。
 
このようにプログラム期間中は、全ての時間において、常に「日本代表」が付いてまわります。 「日本代表」として恥ずかしくない立ち振る舞いを心掛ける、緊張感に満ちた24時間×13ヵ月。その緊張感は、とても言葉では伝えきれません。「日本文化とは何か」を自分自身で常に考え、それを自分自身で体現する。そうして、日本人としての立ち振る舞いが研ぎ澄まされて行くのだと思います。
 
また、異国文化の様々な価値観に触れることで、自分自身や日本人としての価値観を見直すことが多々ありました。相手の価値観を認めることで、自分の価値観も再認識する。CRプログラム卒業生の多くが、自信に満ちているのは、こうした「日本代表」としての体験を経て来たからなのでしょう。
 
日本にいては気付きもしなかった事に気付き、成長する・・・。それは、頭で理解するのではなく、肌で感じ、吸収することなのだと思います。

全てのゲストに生涯最高の思い出をお届けする

一瞬の接客で名前を覚えて頂き、「また来るよ!」と言って頂く・・・。これは至難の技です。 しかし、日本代表として日本館で働く以上、これを実現するのが当然の事なのです。お辞儀一つで日本文化を感じて頂き、ゲストとの会話で日本文化をお伝えする・・・。 オンステージでは一瞬一瞬が真剣勝負の連続でした。 私の配属は、鉄板シェフでしたが、鉄板の舞台に上がる時はとにかく「ゲストに幸せをお届けする」事に集中しました。

全てのゲストに生涯最高の思い出をお届けする ゲストに笑顔になって頂けない時ほど辛いことはありません。 例えば胡椒の入ったシェーカーを落としてしまった場合、パフォーマンスとして失敗であるのは間違いありませんが、失敗をカバーする方法はいくらでもあります。しかし、ゲストに笑顔になって頂けず、そのままお帰りになられた場合、これはもう取り返しがつきません。もしかしたらそのゲストは一生に一度しかディズニー・ワールドに来られないかもしれませんし、二度と日本館でお会いする事も出来ない可能性があります。ゲストに笑顔になって頂けない時ほど辛いことはありませんでした。 だからこそ、常に真剣勝負で最善を尽くしたのです。
 
海外留学経験もなく、英文科卒でもない私ですが、ゲストに幸せをお届けするため、全てのゲストに生涯最高の思い出をお持ち帰り頂こうと努力を続けました。1日平均15テーブル、1テーブルが8~10名ですから1日に120~150名×13ヵ月のすべてのゲストに最善を尽くしたことは、私の誇りです。
 
13ヵ月の間には、ゲストが書いて下さる沢山のコメント・カードも頂きました。 「20年間ディズニー・ワールドに来ているが、久実は間違いなくNo.1のシェフだね」「花火が好きで必ず夜に来るけれど、今夜は久実のおかげで花火よりもっと楽しい時間を過ごす事が出来たよ。本当にありがとう」。そのような嬉しいコメントを頂くと、一層気持ちに気合いが入りました。
 
ゲストに最高の思い出をお届けしたいという私の想いと、それを実現するための日々の努力と経験は私を着実に成長させていたのだと思います。

CRプログラムを伝える

CRプログラムを伝える

多くのCRプログラム卒業生が、このプログラムを「生涯の宝物」とお話しされています。私も「CRプログラムに参加しなかったら、現在の私は存在しなかった」と断言出来ます。
 
日本に帰国して友人から「渡米前と比べて、笑顔が変わった」と言われました。「日本代表」として13ヵ月という限られた期間の1分1秒を真剣に過ごし、一つひとつの物事に全力で取り組み、「一期一会」を大切にして来たからこそ得られた、それは生涯の財産です。
 
世界各国から訪れるゲストや、数ヵ月で変わってしまうルームメイト。 この貴重な出会いの一瞬一瞬を大切にすることで、相手の文化と価値観を理解し、お互いがお互いを認め合う13ヵ月の多くの経験が私の笑顔を変えたのではないでしょうか。
 
日本を離れ、家族や友人たちとも離れることで、その存在の大切さと愛情をより一層強く感じたのも13ヶ月間で得た貴重な財産のひとつです。また、フロリダでの同期やルームメイトとの出会いを含め、私が生きていくうえで「人との繋がり」というものがどれほど大切なものかも日々の生活の中で学びました。このプログラムを通じて得た「宝物」は数え切れないほどありますが、その中で最も重要なものは「人との繋がりの大切さ」を学べた事であると私は感じています。CRプログラムは、そのような「人間としての豊かさ」ももたらしてくれるのです。
 
私は、大学を卒業し「人の役に立つ仕事」を求めて損害保険の会社に就職をしましたが、「もっと直接、人に触れ、人を幸せにしたい」と思うようになり、その思いからこのプログラムに参加をしました。現在、私はCRプログラムの経験を活かし、次なるキャリア・ステージへと歩き始めています。 「CRプログラムを多くの人に伝えたい」という私の「願い」は、IMH・CRプログラム採用担当となる事で「使命」へと変わりました。
 
CRプログラムを伝える・・・。これは「日本代表」としての挑戦同様に責任の重い仕事です。このプログラムの素晴らしさを多くの方にお伝えし、CRプログラム卒業生として、一期一会の精神を忘れることなく、エントリーして下さる皆様が安心して参加して頂けるよう、全力で取り組んでいきたいと思います。