接客を通して「日本文化を伝える」という点は、全職種共通です。各職種の接客業務の内容を下記にまとめました。

ストアでの主な勤務内容

• 商品(アルコール飲料含む)を紹介しながら、屋内及び屋外で販売
  ※アルコール飲料を提供するため、21歳以上の方になります（米国の飲酒法廷年齢が21歳のため）
• レジを利用した現金の取り扱い業務
• 商品棚、カートの商品陳列及び清掃業務
• 商品在庫の仕分け業務
• 商品配送の準備業務
• 重い荷物を動かす業務
• オイスターを開けてパールを取り出す業務及び、パールを触ってジュエリーを作成する業務
• 盆栽に触れたり販売する業務
  ※様々な食品や生ものを取り扱っているため、選考の中で確認させていただく場合がございます。ご理解の上ご応募をお願いいたします。

ストア »

担当は決まったセクションではなく広範囲にて担当いただきます。年間を通して数セクションをローテーションしていただきます。

---

Table Service及びQuick Service Restaurantでの主な勤務内容

• 食事と飲物(アルコール飲料含む)を屋内及び屋外で販売
• ご注文に応じた食事の盛り付け業務
• レジを利用した現金の取り扱い業務
• ご注文を伺い、食事を提供する業務
• テーブル、カート、レストランのセッティング業務、備品のストック業務
• 重い荷物を動かす業務
• 食器を下げる業務、キッチンや器具の清掃、ごみ捨て
• 予約システムを利用したレストラン受付業務
• 客席へのご案内業務

Service Restaurant »

クイックサービスとダイニングの両方のポジションを期間中に担当していただきます。
入社後全員、クイックサービス（ノンチップポジション）から勤務を開始し、その後ダイニング（チップポジション）に異動となります。
※ストアとフード＆ビバレッジ間の異動はございません。
※鉄板シェフに配属になる方がいらっしゃる場合はプログラムを通して鉄板シェフ として勤務をしていただきます。

日本と大きく異なるのは｢ティップ(Tip)所得｣の存在です。Tipとは､主に欧米の接客業界において､サービスを受けられたゲストの方が､そのサービスへの謝礼としてお支払い下さるお心付けの事です。日本社会ではあまり馴染みのない､国際社会ならではの慣習です。
Tip所得の対象となる職種は､テーブルサービス・レストランなどの｢直接接客業務｣が対象となり､一般的にストア､クイックサービス・レストランの職種は対象外となります。日本館において､Tip所得制の対象となるのは、フルサービスレストランで直接ゲストを接客するエリアが対象です。基本的にマーチャンダイズストアとクイックサービス レストランで働くCR契約社員はTip所得適用の対象外となり､所得は会社から支給される時給のみで構成される｢時給所得制｣となります。
 
Tip文化により、Tip所得と時給所得間では、給与額に明確な差が生じます。また、同じTip所得でも給与額は繁忙期と閑散期で異なります。
CRプログラムは、所得に代え難い体験－“文化を紹介しながら接客を行う、日本館でしか経験できない勤務“を求める方のご応募をお待ちしています。

Disney Housingから勤務地(エプコット®)まではバスを利用して出勤します。

お休みの日は近隣のスーパーへの買い出し、エプコット®以外のパーク、ディズニーホテルリゾートへもバスを利用していくことができます。

そのほかHousing周辺に移動をする際は近隣の停留所から有料市内バスを利用することも可能です。

市内バスのルート以外の場所に行く場合、携帯アプリを使用し配車サービスを利用するCR契約社員もいます。

通勤時についてでご案内しました通り、CR契約社員はDisney Housingが提供するバスを利用することができます。車の運転、購入は任意（自己責任）となります。

運転免許証；各自必要書類を確認後、免許センターに出向いて手続きをします。

フロリダドライバーズライセンスについて　http://www.flhsmv.gov/html/dlnew.html

レンタカーをする；国際免許書が必要です。

個人の責任としてレンタカーの手配を行いますが、必ずフルカバーの保険を購入されることを強くお勧めしています。

自動車購入；フロリダ州での免許の所得が必要です。

必要書類書類は各自確認をいただき、オーランド市内の運転免許センターにて手続きを行います。

レンタカーの手配・自動車の購入に関しては個々の自己責任による私的行為です｡ 事前/事後を問わず､米国三越は一切の責務に関与いたしませんので､社会人としての責任の下各自でご対応ください。

CR契約社員が生活するDisney Housingは24時間365日警備体制が敷かれています。入居者の手続きがない限り入居者以外の人は入ることができません。その為安全が守られている場所といえます。

Housingから一歩外に出ると、公道エリアとなり各自の行動範囲や時間帯には十分注意をする必要があります。責任ある社会人として､個人レベルでの最良の治安維持は｢危険と思われるTPOから､自らを遮断する｣事にあります。｢危険な時間に出歩かない､危険な場所に出向かない､危険なモノに興味を示さない｣､これが自己責任･危機管理の極意です。

過去のハリケーン上陸時には、状況によってはDisneyパークが閉園となり、フロリダ州より外出禁止令が発令されたこともあります。特に米国三越CR契約社員へは日本語で状況案内と今後の準備をご案内し、米国社員全員の安全を最優先と考え対応を行いました。

◆ハリケーン上陸前；　社員全員に緊急連絡先の確認

◆ハリケーン通過直前；社員全員に緊急連絡先に連絡をし、受信確認

◆ハリケーン通過直後；社員全員に安否確認

◆日本館施設内の被害点検と営業再開目途の確認

今後も予想されたハリケーンが発生した場合、米国三越では社員全員へできる限りの情報提供を行い、安全を最優先に対応をしてまいります。

CRプログラム参加者の米国での食生活は｢自炊｣が基本です。Disney Housingの各居住部屋には｢キッチンと基本的な調理器具と備品｣が完備されています。

食材は､近辺のスーパーで調達可能です。バス（※）を利用して､大型のスーパーまで足を伸ばせば､食材、厨房用品､家庭用品も揃います。日本食材調達も､市内数ヵ所の専門店にて可能です。

※バスは有料（$35.00/週 2023年月4現在。変更の場合あり）

米国三越は､日本館における生産性の向上と社員福利厚生の観点から､｢三越CR契約社員･昼食補助制度を制定しております。

福利厚生の一環として1つは｢白い御飯､ソーダ各種､コーヒー各種､お茶｣など。社員休憩室でのセルフ・サービスが基本となりますが､御飯は大型炊飯保温機が設置され､三越CR契約社員に提供をしています。フリカケ､漬物､缶詰などを持参すれば､軽食としては充分です。 そして､ChristmasやThanks Givingなどアメリカのイベントの日にはスナックを提供したり､毎月の売上達成の際にも軽食を提供する予定です。

もう一つは、日本館内ファストフードにて販売する食材を使用した料理を､2.00㌦にて購入が可能となります。また､毎月15日は｢三越ハッピーミール｣に指定されており会社より全社員を対象に､簡単な昼食セットを振舞わせて頂いております。

米国三越は､その運営/営業の基盤として全社員を対象とした｢米国三越･社則｣を制定しております。｢米国三越･社則Handbook｣は､米国の各法律、法令、Disney社規則に基づき作成され、米国三越在籍社員全員が理解する必要があります。社則内容は入社オリエンテーションの一環として､CR契約社員全員に配布し､説明をさせていただきます。
 
CRプログラムへの参加を希望する皆様も､入社後は､｢米国三越･社則｣を遵守する義務が発生し､社則への重大/悪質な違反は程度/頻度により懲戒解雇の対象となります｡
 
文書で表現しますと､いかにも堅苦しく､身構えてしまう方も少なくないかとは思いますが､基本的には､いずれの企業/組織でも定められている常識的な内容です。通常の社会人として常識的な言動を取る限り、社則の違反になることはほとんどありません。
 
｢米国三越･社則Handbook｣において､特に重大な違反として定義される､以下10項目(対象はこの10項目に限定されない)は即刻解雇の対象と定められております。

1	企業米国三越の社会的評価を著しく貶める社会的違反/非容認行為
2	ゲストとの口論/ゲストへの侮辱行為
3	職場内での暴力行為､暴力に準ずる敵対/威嚇行為､喧嘩､敵対的職場環境の創造
4	業務/個人情報の虚偽申告､守秘義務違反行為
5	嫌がらせ(ハラスメント)禁止規定への違反行為
6	社内外での他人に対する意図的傷害行為
7	会社施設/設備/備品への意図的損傷行為､乱用､無断持ち出し
8	職場/勤務時間帯の飲酒､非合法薬物服用
9	重罪以上の犯罪行為､または犯罪歴
10	連邦政府/州政府/自治行政区制定法規/規定/基準への重大なる違反行為及びDisney社規則違反行為